佐多岬は鹿児島県の大隅半島最南端にある岬です。
北海道・本州・四国・九州を合わせた日本の本土最南端にあたります。
私は車の免許を持っていないので、公共交通機関でのアクセスをご紹介します。
ご紹介するアクセスは私が実際に行ったものです。これ以外にもっといい方法があるかもしれません。
季節限定のバスツアーについてはこちらをご参照ください。3月から10月の運行だそうです。
こちらの画像はフェリーの進行方向後ろ側、薩摩半島の景色です。
開聞岳が雲で隠れてしまっています。
フェリーに乗っている時から遠くで雷が落ちる様子が見えました。この日は大荒れでした。
根占港を下りてすぐの場所に観光バスが停まっていました。
予約不要でガイドさんに声をかけたら乗車することができました。平日だったこともあり、乗客は5名でした。
ガイドの軽快なトークを聞きながら早速佐多岬に到着。
駐車場から展望台までは徒歩約20分。
展望台からの帰りに天候が急に荒れだしました。
南国風の景色なので熱帯雨林のスコールのようでした。逆に雰囲気が出ていい体験だったのかもしれません。
ここは北緯31度線が通っている場所だそうです。
エジプトのカイロと同じぐらいの場所だと思うと結構南だなと感じました。
片や熱帯雨林の雰囲気で、片や砂漠なので緯度は同じでも見える景色は全く違いそうですね。
案内所で証明書も貰えました。
本題とは関係ないですが、観光バスで訪れた場所を簡単に紹介していきます。
珍しい鳥居が2つ並んだ神社。
とてつもなくアクロバティックなこの滝ですが、普段はもっとおしとやかだそうです。
佐多岬で遭遇したあのスコールは、実はこの荒れた滝の伏線だったということをこの場で実感しました。
この案内板でいうところの、水量が多い時の滝よりももっと多い時の滝を見てしまいました。
水量が少ない日はエメラルドグリーンの美しい水面を見ることができるそうです。この日は味噌汁茶色でした。
観光バスは根占港に帰ってきます。
ここからフェリーに乗って指宿方面に帰るもよし、接続の悪い路線バスを乗り継いで鹿屋・志布志方面に進むもよし。私は志布志方面に進みたかったので3時間バス待ちしました。
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