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Macで外部ストレージ(HDD・SSD)を導入する際は最初にフォーマットしたほうがいい
以上の通りの結論です。
まだ使用していない外部ストレージをお持ちの方でMacでのみそれを使用する予定の方はあらかじめMac互換のフォーマット(APFS)でフォーマットすることをおすすめします。
以下、私のようにその事に気づかずにデータを入れてしまって困っている方へ向けた対処法の紹介です。
まずは「ディスクユーティリティ」アプリで、使用している外部ストレージを選択し、情報を見てください。
以下のフォーマットであれば、Macを使用するなら特に変更する必要はありません。
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Macのファイルシステムフォーマット
これら以外のフォーマット(MS-DOS, exFAT)などであれば、以下の手順を踏んでフォーマットを変更しましょう。
私の場合は、「写真ライブラリを外部ストレージに移動する」ためにフォーマットをMac互換のものに変更する必要がありました。
外部ストレージにある写真ライブラリに写真を保存しようとしたところ、以下のようなエラーが発生して読み込むことができませんでした。
Appleのフォーラムを読んだところ、ストレージのフォーマットが原因だとわかりました。
もう一度申し上げますが、私がストレージのフォーマットを変更したい理由は写真ライブラリであり、通常のファイルを保存する目的であればおそらく必要ない作業となります。
データが消えないように最新の注意を払いますが、リスクの伴う作業となりますので、実施するかどうかを一度検討したうえで、それでも必要だと思った場合に行ってください。
フォーマットを変更するとストレージ内のデータが削除されてしまうため、データを一時的に別の場所に移す必要があります。
.zip
ファイルに圧縮してギガファイル便などにアップロードする内蔵ストレージに余裕がある場合や、ほかの外部ストレージがある場合は1.が無難でしょう。
そうでない場合は2.のギガファイル便などの外部のファイル転送サービスにアップロードする方法が考えられます。
セキュリティ等のリスクがありますのであまり推奨されない方法だとは思いますがほかのストレージを持ち合わせていない場合に取れる最も簡単な方法だと思います。
私はほかに空いているストレージがなかったので2.の方法を選択しました。
100GB以上のデータが入っていたので.zip
への圧縮とギガファイル便へのアップロードにかなり時間がかかりました。
おそらく2時間以上はかかったと思います。
このステップは慎重に行ってください。
貴重なデータを紛失しても当記事では責任を取りかねますので、くれぐれもご注意ください。
とくにギガファイル便などの外部にアップロードする方法では、URLを紛失しないようにメモアプリなどに保存しておきましょう。
以下のステップを踏むことで外部ストレージのフォーマットを変更することができます。
ストレージ内のデータが完全に削除されるため、実行前にデータが正しくバックアップされているか確認してください。
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フォーマット変更の手順
↓詳細な方法はApple公式ページを参照してください。
ディスクユーティリティで「APFS」と表示されていれば成功です。