今回訪れたのは兵庫県神戸市東灘区の岡本という場所です。
ここは「梅は岡本、桜は吉野⋯」と言われた梅の名所でした。現在は宅地開発でかなり少なくなったらしいです。
岡本公園までのアクセスは阪急神戸線の岡本駅または、JR神戸線の摂津本山駅から徒歩10〜15分程度。
岡本公園からさらに20〜30分ぐらい山を登ると保久良神社に到着します。
訪問日は2025年2月26日。
梅の花は咲き始めといった様子で、まだつぼみが多かったです。
しかし、木を選んでうまく周囲をぼかせば、満開の様子を撮影することができます。
阪急神戸線の岡本駅からやや坂を登った場所にあるため、見下ろす景色も綺麗です。
満開の木にメジロがやってきて、花をついばんでいました。
まさに春到来という光景。
私の持っているカメラとレンズでは寄れないし動きモノに弱いという状態なのであまりうまく取ることができなかったですが。
岡本梅林公園からさらに山を登っていくと保久良神社という小さな神社があります。
古代文明にゆかりがあるなどの都市伝説のような説があったりする場所ですが、そういったものに興味がなくてもただ単純に景色が良い場所なので私はかなり好きな場所です。
保久良神社は山の中腹にあるので大変景色がよいです。
手前には芦屋・西宮の町並みが、さらに奥には大阪のビル街まで見ることができました。
あべのハルカスなんかも見えました。
参道には十二支の動物をかたどった像が並んでいてかわいいですね。
本殿はかなり静かでした。
展望や参道の十二支に目を惹かれるので本殿まで行かなかったり、行ってもお賽銭だけ入れてすぐ引き返したりする人が多いと思います。私もその一人でした。
春の訪れを知らせる花、それが梅。
梅を五感で楽しむのが粋な日本人です。
花を見て、香りを嗅いで、鳥のさえずりを聞いて、寒さが和らいだ空気を肌で感じる。
味覚は適当に美味しいものを探して食べてください。