与那国島から石垣島への帰りは飛行機を使う予定でしたが、前日時点でまだ券を買っていませんでした。
JALのスカイメイト(25歳以下が利用できる当日割)を利用する予定だったからです。
当日の0時になった瞬間にJALのサイトから予約しました。
定価だと15,000円台のところが、スカイメイト割引で7,000円台になったのでほぼ半額です。ありがたい。
16時30分発の便を予約しました。
9時30分発の与那国町の無料バスで空港まで送ってもらいました。
与那国町では1日に数便だけ無料のバスが走っているので車無しで旅行する人は活用しましょう。
当初は11時30分のバスで行く予定だったのですが、早起きできたので予定を繰り上げて正解でした。後になってその判断が本当に良かったと思える出来事がありました。
レンタサイクルはJALが運営している空港レンタサイクルを利用。空港で借りて、返却も空港なので非常にスムーズです。
事前にインターネットで予約して、3,000円をクレジットカードで支払いました。
借りた自転車はクロスバイクで、前3段、後ろ8段変速ギア付き。以前稚内で借りた自転車と同じタイプで、扱い慣れているので安心感があります。
与那国島はアップダウンが激しい地形なので自転車だとしんどい場面も多いですが、大きさとしてはあまり大きくないので自転車でも回れないことはないです。
与那国島最東端の岬、東崎(アガリザキ)へ。
断崖絶壁に打ち付ける波がとても力強く、そして美しい。自然の雄大さを感じます。
岬の先端に向かって道が緩やかに上っていく珍しい地形です。
岬には与那国馬が放牧されていました。
馬だけじゃなくて牛も放し飼いされていて驚きました。
帰り際に牛に近づいて写真を撮りたいと思っていたのですが、その時には牛たちは人間が立ち入れない遠くの場所に移動してしまっていました。
東崎の近くに奇岩が二つあるというので、ついでに立ち寄ってみました。
軍艦岩らしき岩を発見。たぶんあれが軍艦岩でしょう。軍艦のような形をしていた…ような気がするので、きっとあれで合っているはず。
軍艦岩とは別の岩には、階段や遊歩道が整備されていました。遊歩道を歩いているカップルがいました。どこから来たんだろうと見ていたら、立ち入り禁止と書かれた紙が下がったロープを跨いで遊歩道から出てきました。現場からは以上です。
立神岩は海にそびえ立つ縦長の岩。
良い景色でしたが、まあ、それだけ、という感じでした。
こんな自然の中を自転車で走る爽快感。
ランチはGoogleマップで見つけたカフェでカレーを食べる予定でしたが、そのカフェのカレーランチは不定期らしく、今日は提供していませんでした。残念。
代わりに近くにあったアジア料理屋さんへ。
ガパオライスを注文しました。
結構本格的な味付けで美味しかったです。しっかり辛くて鼻水が出ました。
夫婦の会話が耳に入ってきたのですが、どうやら来週は寒くなるらしい。10℃になるそうです。最低気温が。
本州の人間からしたら叙述トリックですよね。本州では寒くなるという文脈での10℃は最高気温ですから。
ヨナグニサン(与那国に生息する世界最大の蛾)について展示されているアヤミハビル館へ。
アヤミハビルとは現地の方言でヨナグニサンのこと。
スタッフの方がとても親切でした。
与那国島には世界最大の蛾と、世界最小の蝶が生息しているそうです。
ナンタ浜からはティンダバナという岩山というか崖というかを見ることができました。
この軽石たちは数年前小笠原のあたりで噴火した福徳岡ノ場のものかもしれない。
なんだかんだで、もう与那国空港に戻ってきました。
レンタサイクルを返却すると、ちょっとした記念品と直筆のメッセージをいただきました。嬉しいサプライズ。
搭乗する飛行機はプロペラ機でした。もしかするとプロペラ機に乗るのは人生で初めてかもしれません。
上空から2日前に訪れた竹富島を見ることができました。
飛行時間が30分と、前日のフェリーの9分の1でさらに酔うことなく石垣に帰ることができました。
晩ごはんは、気になっていた喫茶店ゴードンへ。
独特の外観でずっと気になっていたんです。
喫茶店とレストランのいいとこ取りという感じの場所でした。
なんとなく定食メニューを注文したい気分でした。
唐揚げ、生姜焼き、焼肉と、定番の3種類が勢揃い。迷いましたが、沖縄は豚肉のイメージがあるので生姜焼き定食にしました。
豚肉がいっぱいでボリューム満点。味付けも濃すぎず薄すぎず、ちょうど良くて美味しかったです。
値段は1,100円。妥当といえば妥当かもしれません。