石垣島からは八重山諸島の島々にフェリーが出ています。
石垣港は島々を結ぶフェリーのハブと言えるでしょう(沖縄だけに🐍)。
今日向かう竹富島へ向かうフェリーもここから出ています。
30分に1本のペースで出ていて、所要時間は15分ほどとかなりお手軽。
乗船券を購入して出港までしばらくあるのでちょっとお散歩。
こちらは竹富町役場なのですが、実は石垣市に所在しています。
これはどうしてなのかというと、先ほどお話しした「石垣港がハブ港になっている」ということが重要で、竹富町に属する各島(竹富島・西表島・波照間島など)を相互に移動するときに一度石垣港を経由するパターンが多いため、ならば役場が石垣市にあったほうが島との往来が楽じゃないかということらしいです。
西表島に移転する計画もあるそうなのでこのチグハグな役場を見られるのも今のうちかもしれません。
フェリーターミナルには石垣が生んだ英雄、具志堅用高像がありました。
海が荒れていたので結構揺れました。
垂直方向に浮いたり落ちたりという揺れがあって結構怖かったです。
竹富島は綺麗な町並みが保存されていることで有名です。
重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)にも登録されている場所です。
島はそれほど大きくないので、徒歩やレンタサイクルでまわることが多いです。
また、水牛が客車を牽引する水牛車もあって観光客に人気らしいですが、私は5日目に水牛車に乗る予定があるので今回は徒歩でまわることにしました。
竹富島は割と平坦な島なので町並みを見下ろす景色はあまり期待できません。
唯一の展望台っぽい場所がこのあか山です。
以前は山の上に立つなごみの塔にも登れたらしいですが、現在は立入禁止になっていました。
竹富島は中心部の集落もいいですが、海の景色も抜群です。
集落を囲む防風林を抜けるとコバルトブルーの海が一面に広がります。
西桟橋の先端まで歩いていこうかと思ったのですが、横風がとんでもなかったので断念しました。
本当に吹き飛ばされるレベルの風でした。
西桟橋から海岸を通って星の砂が採取できると噂のカイジ浜に向かいました。
星の砂は有孔虫という生物の死骸らしいです。
確かに寄りでみると穴がたくさん空いていますね。ちょっと気持ち悪い。
引きで見ると星の砂で綺麗だともてはやされているのですから、この世の中には知らなくても良い真実というものがあるのですね。
竹富島は石垣島から地下パイプを通して水を供給しているらしいのですが、おそらくこの塔から家々に分配されているのだろうと思います。
かつてはこのような井戸を使用していたようです。
と、そんな感じで竹富島を満喫して満足したので石垣島に帰ることにします。
集落を2周か3周ぐらいしました。2万歩ぐらい歩いて足がしんどいです。
帰りのフェリーの揺れは行きよりマシでした。良かったです。
疲れたとはいえ、まだ15時台と観光を終えるには少し早い時間だったので八重山博物館に行こうとしたのですが、たまたま訪問日が月曜で休館日でした。がっかり。
というわけで明日に備えて今日はゆっくり休むことにします。
そうです。明日に備える必要があるのです。